競技リーグの構成と進行のあらまし (後編)

前編では、並列したリーグ構成に関して述べましたが
一方で直列したリーグ構成の競技リーグも
もちろん、存在します。


蹴球ならJリーグがありますね。

Jリーグは野球のような
パシフィック、セントラルといった並列ではなく

1部、2部というように編成されています。
(J1、J2がまさにそうですね)


これはJリーグに限らず
世界各国に存在する蹴球リーグの殆どが
この直列したリーグ構成により進行しています。


今の日本代表監督であるザッケローニさんが
かつて活躍していたチームが所属する
イタリアの蹴球リーグであるセリエAも同様であり、

下部にはセリエBというものが存在しますし


フランスの蹴球リーグは
リーグ・アン、下部はリーグ・ドゥと呼ばれています。
(アン、ドゥというのは
フランス語で1、2を意味します)


昨年行われた2010 FIFA W杯の覇者である
スペイン(代表)に在る蹴球リーグ、

リーガ・エスパニョーラ

スペイン語において1番、2番を意味する
プリメーラセグンダというように構成されています。


その他、リーグごとに多少異なる名称もあり

イングランドにある蹴球リーグにおいては4部制で

1部がプレミアリーグ

2〜4部はフットボールリーグと表された上で
2部がチャレンジシップ。

3部がリーグ1、4部がリーグ2とされています。


直列したリーグ構成では無論、昇格降格といった
入れ替えも存在しており

入れ替え戦をするところもあれば
自働なのかも様々です。

Jリーグは自働です。



このように並列、直列といった具合に
リーグ構成を述べてまいりましたが


競技全般としては
おおよそ直列したリーグ構成で進行されています。



Xリーグいたっては並列、直列が合わせ持っていますから
独特のリーグ構成だと思いますね。


ちなみに、Xリーグは入れ替え戦があるそうなので



それはまた後日に。