競技リーグの構成と進行のあらまし (前編)

前回更新の記事11.10.27 00:31では

全勝のオービックシーガルズ鹿島ディアーズ
パナソニックインパルス

3チームがぶつかり合うセカンド・ステージ


といった旨を述べましたが


ぶつかり合うと言ってもセカンド・ステージで
3チームが一戦を交えるという訳ではありません。


もう少し幅広く知識や情報を織り込んだ上で
更新したかったのですが


ここでXリーグや
他の競技リーグのあらましを述べてまいりましょう。



XリーグにはJリーグのJ1、J2のように
X、X2等といったものがあり

3チームが所属しているXには更に、
イースト、セントラル、ウエス
(和訳すると東、中央、西)
という3リーグに分けられており(X2も同様)


体系的に表すと以外の通りです。

  • Xリーグ


このXのみは

ファースト・ステージ、

セカンド・ステージ、

ファイナル・ステージ

という3段階のステージ制により進行されます。


まず、ファースト・ステージでは
イースト、セントラル、ウエストの
3リーグでそれぞれ総当たり戦(リーグ)が行われ


上位3チームがセカンド・ステージへ進出となります。


セカンド・ステージでは上位3チームが
3組(グループ)に分けられ

再び総当たり戦。



3組の首位と3組の首位以外の1チームの

計4チームが勝ち抜き戦(トーナメント)を行います。

この勝ち抜き戦がファイナル・ステージです。


セカンド・ステージでの3組に分ける際、

ファースト・ステージの首位同士が
同じ組に入る事はまずありませんので、

首位である3チームは

セカンド・ステージにて一戦を交える事はないという訳です。




そして、他の競技リーグにおいても
Xリーグのようなウエスト・セントラル・イーストといった
並列したリーグ構成では


チーム数、試合数や総当たり戦に多少の違いがあろうと

大まかには
総当たり戦、勝ち抜き戦、
という流れで進行します。


例として、日本の野球リーグである
ニッポン・プロフェッショナル・ベースボール

略してNPB(読み:エヌ・ピー・ビー)も
(現在、NPBは殆ど運営元の組織を指さされますがね)


セントラル、パシフィックの2リーグがあり

こちらも並列したリーグ構成であることから
同様の進行となります。


2リーグで総当たり戦が行われて
その後、上位3チームはクライマックス・シリーズと呼ばれる
勝ち抜き戦に進む流れです。


他には

アメリカでの鎧球リーグ
ナショナル・フットボール・リーグ

略してNFL(読み:エヌ・エフ・エル)や


野球リーグの
メジャー・ベースボール・リーグ、

略してMLB(読み:エム・エル・ビー)も


同じく並列したリーグ構成にされており

同様の進行なのです。



このような並列したリーグ構成には他にも共通点があります。



それは



勝ち抜き戦での決勝に別の呼び名があることです。



Xリーグはジャパン・エックス・ボウル。



NPB日本シリーズ



NFLスーパーボウル



MLBワールドシリーズ



と呼ばれているのです。


ただ、本来の勝ち抜き決勝とは異なり
数試合行われるものもあります。




他の競技リーグに関しても述べるつもりでしたが
長文になる為、
前編・後編と分けて更新してまいります。