耳かき系サービス業従業員殺人事件。

2010.10.25(月)
東京地方裁判所にてある事件の審理が終わった。

その事件とは、
2009.08.03(月)未明、東京都港区西新橋にて
耳かき系のサービス業従業員であった、
当時21歳女性(以下、被害女性)及び
被害女性の当時78の祖母が自宅で刺殺(被害女性は後日死亡)
現場に居た被害女性の勤務する店舗に通う
当時会社員であった林貢二被告42歳(以下、被告人)が
逮捕された殺人事件のことである。

今回の事件は裁判員制度の施行後に起きた為、
審理では選出された裁判員も出席していた。
判決は2010.11.01(月)に下される。

事件に関する私見

今回の事件は一部報道によれば、
死刑判決の可能性が示唆されているが、
俺としては死刑判決が下されるのだろうかと疑問を抱いています。

検察側は計画性や残虐性を指摘しており、
被告人は命乞いをする被害女性を追いかけ回し
殺害したそうですが、
それは快楽目的で追いかけ回したものではない上に、
多少失礼な言い方になりますけど、
様々な殺人事件において、
殺害行為にかられた加害者が
命乞いをした被害者に応じ
殺害行為をやめるだろうかとも思える。

計画性においても、
被害女性の78歳女性が殺害された事実を考慮すれば、
検察側の指摘に疑問を呈す。

この事件に限らず様々な殺人事件の被害者には
加害者である被告人を
殺してやりたいという気持ちがある人もいます。
しかし、被告人を死刑にさせようとしても
結局は、被害者も
加害者である被告人と変わらないのでは?と思います。

少し話が変わりますが、
俺が早く死ねばいいと心底思っている中川秀直
仮に殺人事件を起こしたとしても
死刑判決は望まない。


ただ、勘違いしないでもらいたいのは
中川秀直が早く死ねばいいと心底思う気持ちが
変わったわけではない。
病死、事故死、他殺、死に方は何でも構わないから
早く死ねばいいと心底思う。
そして、人は死後に天国か地獄に振り分けられるとするなら、
地獄に堕ちればいい。


さて、話を戻しますが
被告人に前科はなく深く反省の色も見せており
今回の事件であれば10-30年等の2桁の年数の懲役刑又は
終身刑等はありえる判決でしょうけど
死刑判決においては裁判員や裁判官に
よほどの冷酷さがなければ下されないと思います。

以上です。