普天間飛行場移設問題の件(2)

10.04.25 21:30の記事で述べた
平野博文官房長官の斟酌(しんしゃく)しないという発言。」というのは、
10.01.25 (月)の午前中の記者会見にて
前日である10.01.24 (日)に行われた
沖縄県名護市の市長選挙の結果。
この結果が普天間飛行場の移設先の検討に与える影響は?、との質問に
「一つの民意の答えとしてはあるだろうが、検討していく上では、
斟酌(しんしゃく)しなければいけないという理由はない。
(政府与党の)検討委員会で(辺野古移設案を)外す考えにまだ立っていない。
選挙結果がすべて移設問題に大きな影響を及ぼすとは私は取っていない」
と答えたことについてです。

確かに、普天間飛行場の当初からの移設先とされる
キャンプシュワブ(Camp Schwab)の沿岸部がある
沖縄県名護市での今回の市長選挙では
移設反対の立場である現市長の稲嶺進氏が当選されました。
しかし、稲嶺進氏に投票した方が全員、
移設反対の考えというわけではありません。
仮に全員が移設反対の考えだとしても
稲嶺進氏は移設容認の立場であった前名護市長の島袋吉和氏とは、
僅差での当選。
現行案で決着させることも充分に可能なんです。

ですが、狐狸にとってはこれほど不都合な意見はないでしょう
社民党福島瑞穂党首をそそのかして、
2009年内に決着させる事を阻止させたのに、
これまでの下準備が水の泡になりますから。

だから、連日に渡ってテレビ報道で平野博文官房長官の発言を
波紋と報じさせ。
10.01.30-10.01.31に実施した毎日新聞世論調査
平野博文官房長官の発言は
大半の方が問題との結果にさせたのかもしれませんね。

話が変わりますが狐狸はメディアを利用してやたら騒ぎまくって邪魔をする、
まるでハエのようだ。
俺はこれからこの狐狸をハエと呼びます。
このBlogでハエと書いたらそれは狐狸のことですので
Blog上での狐狸という言葉も後日、ハエと書きかえるかもしれません。

ただ、真面目に働いている報道機関の方々やまともな記者さん*1が、
ハエの起こす騒ぎのとばっちりを食らい批判されるのだけは避けたい。


以前の報道というものがどうゆうものかを考えずに批判したことで

今もけっこう罪悪感を抱いていますから。


健全なメディアが実現すればいいんですけどね

そうすれば、いろんな事がスムーズに進むのに。


・・・長文になってきたので、今回はこの辺にしときましょうか、
俺はまだ明日の仕度を終えてないし、うん。


それでは真面目に働いている読者の皆様
おやすみなさい

*1:健全なマスコミさんと呼ぶこともあります