とある男の話

気がつくと夕暮れの前、俺は寝ていたようです
こんなことは俺の人生ではよくあること。

だけど今日は何か違う
とても静かで現実世界によく似た
パラレルワールドに居るみたいな感じだ

こんなことは俺の人生ではたまにあること
夕暮れ前に起きるとだいだいはこんな感じさ
小学生の頃は夕暮れ前に起きなくても頻繁に感じていた


小学生の頃は、何気ない出来事が妙に味わい深かった
誰かにとっての冴えない日常の一場面が
ドラマのワンシーンのように思うこともあった


こんなことを実生活で誰かに話せば
きっと変な目で見られるだろう


だから実生活では多くを語らないのさ
それに、実生活でこんな話をしても何の意味もない


どうせ哲学者気取りと言われるのがオチだろう