List作成談 其ノ三
夜明け前のオリオン座
午前2:00〜3:00に街の明かりが少なくなった寝静まった街を
1人で歩いていく場面をイメージして作成しました
メロディー重視で作成しており、シナリオは織り込んでいません
浜辺の朝焼け
灰色の日々を送っていた男*1が
ある人の優しさの意味を考え、成長(更生)していく話です
- 曲順1
ある男は住みなれた街を離れ、次に住む街へ向かっていた
その時、男は何かに思いふけっていた
- 曲順2〜3
徐々に回想に入る
- 曲順4〜7
社会にでたばかりの男は、
過酷な出来事ばかり遭遇して社会の悲惨さを思い知る、
それでも男はめげず現実に立ち向かおうとするが
絶望で徐々に落ちぶれ、灰色の日々を送っていった
- 曲順8〜10
ひょんなことから男はある人に会い、
これまで知らなかった人の優しさ知る
だが、しばらく経ち
その人は突然別れを告げ去っていった
曲順9で回想が終わり曲順10から、
移り住んだ街で、男はあの時の優しさを考え続けた
- 曲順11
明け方、朝焼けに染まる浜辺を歩く男は
ふと立ち止まり、朝焼けを見て、これまでを振り返った
社会の悲惨さしか知らなかった男は
あの優しさがまだ分からなかったが
少しづつ分かりはじめようとしていた
男は朝焼けに染まる浜辺を再び歩き、話は終わります
これはハッピーエンドではないし、甘さもないけど
朝焼けが深い夜のような男の人生に
光りが差し込み良い方向へ少しづつ向かうようで
すごく心にしみる話になっています
ちなみに、男の出来事は曲順4〜9→1→10→11と進行しており
曲順2〜3は出来事に含まれていません
そして、俺がイメージしてる浜辺は
リゾート地のような綺麗な浜辺ではなく
海岸通りを歩けば、どこにでもあるような浜辺です
"Blue Wolf"、「夜明け前のオリオン座」、「浜辺の朝焼け」は
ある繁華街で仕事をしていた時期に作成しました
なお、list作成談では、あくまで俺のシナリオを綴るだけで
聴いた人が話を継ぎ足したり自分なりの話を創るのも
listの楽しみ方の一つです
また、listでの楽曲のイメージは俺の解釈にすぎませんから
楽曲自体はlistで聴いた時のイメージと割り切り
創作者の本来の意図やイメージを尊重してください
次は「都の夜明け」「いつか桜が咲く朝に・・・」です
*1:これは男女どちらでもいい