『分散』

リスク分散型融資*1

これまで続いている世界金融危機では貸し渋りによる
資金繰りの悪化で、経営破綻する企業が相次いでいます
原因は、貸し付け先の返済が滞り、
金融機関が多額の不良債権を抱えるのを恐れ貸し渋るようになったからです

この資金繰りの対策として、複数の金融機関が協力し
資金を分散して企業に融資をするのはどうでしょうか?

まず、このリスク分散型の融資では
複数の金融機関が利息や融資金額などを予め協議してから
資金を一旦、各金融機関で分散して企業に融資します
例えば5つの金融機関が協力して1000万円融資するなら
各金融機関は資金を分割して200万円ずつ企業へ融資することになります
このことで仮に、貸し付け先が焦げ付いたとしても
損害を分散して受け1つの金融機関の損害を
小さくすることができますから金融機関は融資しやすくなります

さらに、リスク分散型融資は
協力する金融機関が増える度に損害を更に小さくできます
5つの金融機関の協力なら1つの金融機関の損害を1/5に
15の金融機関の協力なら損害は1/15となります

これは貸し渋りの解消、資金繰りの悪化を防ぐのに有効的な対策ですが
アメリカ政府の打ち出した銀行の不良資産買い取り制度と
合わせて使うのが効果的だと考えています

*1:この対策は各専門家が述べる内容に俺のアイデアを織り込んでいます、もし内容に誤りがあれば俺自身が理解力と状況の把握に欠けていたからであり、もし良い対策なら俺と各専門家の成果です <(_ _)>