『転換』

環境と利益

地球温暖化対策での二酸化炭素削減に
今、大きな注目が集まっていますが、
産業界はいまこそ現状に囚われず新たな模索を始める時です

まず、現状を一隻の貨物船による運搬業で例え説明します
その上で貨物船を地球
貨物が二酸化炭素
運搬業の経営が利益とします
これまで、運搬業は何の問題もなかったので
利益重視で経営を進めてきましたが
貨物の積みすぎで沈没すると警告されるのに
今まで問題がなかった為に警告を無視して
利益を優先し続けているのが現状です

このまま警告を無視し続ければ貨物の積みすぎで、
いずれ沈没して貨物船も経営も全てを失ってしまうでしょう

時代には転換期があります
例を挙げるなら
照明がランプから蛍光灯へ
テレビがモノクロテレビからカラーテレビへ
移動手段が汽車から電車へと転換してきました

石炭を活用していた時代にも転換期が訪れ
転換当初は強い反発がありましたが
今はその頃に似た状況です


それに、石油はいつかなくなります
殆どの人が、この事実を自覚してるはずです

50年後も石油に頼り続けたとすれば
海面上昇により人は金より食料や住む場所を求め
大金はただの紙切れ当然の存在となるでしょう


あらゆる人が大富豪を望むのは自由です、否定もしません
しかし、もしなれるとするなら
Aの「海面上昇で人々が食料と住む場所を求める世界の大富豪」と

Bの「海面も現状も維持した世界の大富豪」

どちらの大富豪になりたいでしょうか?
Aの大富豪になれたとしても周囲は食料や住む場所ばかり考え
大富豪になれても自慢する相手を失い、
さぞ退屈な世界になると思います


近年、環境技術は著しく進歩しています
環境技術の最大の長所とは、設備にコストは掛かるが
長期的には現状より遥かに有益であることです

コストが掛かる理由も環境技術が普及していないからで、
普及すれば低コスト化は可能、むしろ容易です

投資家の方々がどの環境技術に投資するかは
個人の判断と責任に委ねますが
バイオエタノールは環境技術ではほんの一部です


最後に、これは
各専門家も全く同じ提案をしています


以上です